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清津峡渓谷トンネル
麺友会というラーメン同好会がある。今回は、1年に数回実施される麺友紀行というラーメン遠征の新潟紀行であった。 その道すがら、近年フォトジェニックなスポットとして取り沙汰されることの多い清津峡渓谷トンネルへ立ち寄ってみようと強く進言した。 お... -
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極上の会津
冬の寒さを、身を以て体感する。今年の恒例冬旅は、会津若松に決定した。 未明に出発し、常磐道~磐越道経由で会津若松へ。磐越道に入ると、フロントガラスを叩く雨は雪に変わった。 よし来た! 会津若松に到着したのなら、まずは飯盛山巡礼が欠かせない。... -
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地の果てるところ・シリエトク 結篇
最終日は、飛行機が発つまでの短い間に近場を周遊。 まず向かったのは、能取岬。そして、岬へと至るフォトジェニックな道。 岬一帯は草原になっていて、昼寝したら最高だろうな。 能取湖岸に群生するサンゴ草は、見頃を少し過ぎていていた。でも観光客は多... -
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地の果てるところ・シリエトク 後篇
昨日は不気味に感じたこの道も、打って変わって幻想的ですらある。 左方を見ると、根室海峡を挟んですぐそこに国後島の島影が見えた。思っていた以上に近い。 雲ひとつない空の下、原生花園の中の直線道を行く。オンシーズンは馬車に乗ってトドワラまで行... -
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地の果てるところ・シリエトク 中篇
斜里から根北峠へ向かう途中に、越川という集落がある。 かつて、ここには鉄道の駅があった。 知床斜里から線路を分かち、峠を経て根室標津へ至る国鉄根北線。今から考えればよくこんなところに鉄路を、というのが正直なところだが当時は、建設するに当た... -
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地の果てるところ・シリエトク 前篇
雲海を抜けると、眼下に波打つ緑の丘陵地帯が広がった。葉脈のように巡る道路に、ケシ粒のような車が流れる。 のっけから、忘れ掛けていた北海道のスケールの違いを見せつけられる。 本当なら北海道はバイクで周りたいところだが、時間が許さなかった。仕... -
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信濃の城下町へ
今回は、信州の温泉で癒される旅。癒しというテーマで選んだのは、別所温泉と信州の鎌倉と呼ばれる塩田平、およびその周辺。 東関越道上信越道で向かうは御代田。ここに、友人が愛して止まないトンカツがあるという。 昼はトンカツ屋、夜は居酒屋になる自... -
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九州カタルシス 後篇
ありがちなツアーのような、ガイドブックを辿る旅は昨日まで。熊本フェリー始発便で島原へ渡り、まず向かったのは・・・ 1991年6月。死者行方不明者43名を出した雲仙普賢岳の大火砕流に巻き込まれ、焼け爛れた旧大野木場小学校被災校舎。 日本の災害史に残る... -
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九州カタルシス 中篇
朝、目覚めると外は雨でした。結論からいえば、今回の旅行は初日以外すべて雨。 時間に余裕があれば入ってみたかった竹瓦温泉。 風格ある堂々とした佇まいで、無数にある別府の共同湯の中でもシンボル的な存在と納得した。ただ立地が思いがけずいかがわし... -
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九州カタルシス 前編
新規参入組のスターフライヤーは、機材は新規調達、装備は豪華でなぜこの価格なのかと思っていたら、福岡空港じゃなくて北九州空港発着だから安いのだ、と納得。 今回は、九州をレンタカーで巡りたい。九州初上陸なので期待が高まる。 まず向かったのは「... -
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gokayama 後篇
少し早起きをし、早朝の五箇山を散策してみる。キリリと冷えた外気に触れ、眠気が一気に吹き飛んだ。 相倉集落は、ひるがの高原に端を発する庄川が作り出した河岸段丘上にありこの川が平野へと流れ、扇状地を作り散居村で有名な砺波平野が生まれた。 見渡... -
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gokayama 前篇
厳冬雪国行。今回は、富山県側より五箇山・白川郷を目指す。 夜のうちに東中野で落ち合い、そのまま関越道→上信越道で長野へ。そして、長野のネットカフェで仮眠しての妙高サービスエリアという展開。 それにしても妙高高原の雪はハンパじゃない。売店でソ... -
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飴色の温泉街 後篇
渋温泉の宿に宿泊すると、外湯巡りの鍵を借りることができる。公共駐車場の利用でも、借りることができるらしい。 9湯ある外湯すべてを巡る!と意気込んでおきながら手拭いを手に、わずか3湯でノックアウト!とにかく湯温が熱い! 宿に帰ると、宿の方に「... -
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飴色の温泉街 前篇
ああ、やって来てしまった。晩冬の信州に、どうしても。 もうすぐ春だもの。今のうちに冬の信州で暖まらないと。 鬼無里に、見慣れない貨車が野晒しになっていた。どうやらこの形式ヨは「車掌車」のことらしく、貨物列車の編成の最後尾にちょこんとくっ付... -
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厳冬 奥能登 後篇
能登旅行もアッと言う間に過ぎ、今日が最終日。雪の白川郷に寄り道し、その後小松空港へ向かう予定。 ゆとりあるプランなので、途中温泉でも浸かりながら・・・という計画は、後に完全に瓦解することになる。 目を覚ますと、幸いなことに雪は止んでいて天気も... -
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厳冬 奥能登 前篇
七尾湾能登かき祭への参加と、奥能登の厳しい冬の日本海を体感するために大学仲間と行く能登の旅のトップランナーにふさわしい急行能登号。 北行き夜行を待つ上野の夜っていうのはいいものだね。 上野発は23時33分。時間に余裕があったので上野の街をぶら... -
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谷川岳地底
群馬の未踏地帯を巡る旅は、西洋の古城から始まった。 この城は、イギリスのエディンバラに建っていたロックハート城を俳優の津川雅彦が購入し、シベリア鉄道経由で移送・復元した情熱溢れる経緯を持つ。 なるほど確かに雰囲気もよくて、はじめこそ気分も高... -
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風薫る、秋
ふっと微かに、風に運ばれて金木犀の優しい香りがした。ああ、今年もこの季節がやってきた。 久しぶりの信州行きは、松本経由というマンネリからの脱却を図り高崎から草津、渋峠を越え湯田中へ至る草津白根道路経由を選定。 高速を降り、山間部へ向けて走... -
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東京島嶼部 後篇
新島羽伏浦野営場は、管理が行き届き、設備もキレイで気持ちがいいキャンプ場。しかも、ありがたいことに利用料無料だ。 今回は銀マットを卒業し、インフレータブルマットデビュー。寝心地はともかく、コンパクトに収納できるのが気に入った。 寝床を確保... -
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東京島嶼部 中篇
同じ東京都下でも、150キロ南下すると流石に気候は違い湿り気を帯びた暑さと微かな潮の香りが、南に来たと感じさせる。 空港から徒歩5分ほどのナカダ自動車。ここで借りた古いマニュアルミッションのアトレーが今回の旅の相棒。 東京都下最長の平成新島ト...
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