散策– category –
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散策
ありがとう、岡ビル百貨店
2021年5月31日を以て、愛知県岡崎市にある岡ビル百貨店が閉店したと耳にした。名鉄東岡崎駅の駅ビルでもある岡ビル百貨店。いっときは愛知県に住んでいたこともあり、ひときわ異彩を放つその存在は気になっていた。 しばらく前に訪れた写真があったので、... -
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路線バスの終点へ
熱海は坂の街だ。背後には箱根へと連なる山系を抱え、山が鋭く相模湾に落ち込む場所に立地する。平地がほとんどないために、上へ上へと発展せざるを得ない。 街が上へ上へと発展するものだから、人々の足となるバス路線も自ずと上へ上へと伸びており路線図... -
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茅ヶ崎おもいで散歩
幼少期、飛んで社会人になってから数年を過ごした茅ヶ崎を、10年以上ぶりに訪れた。茅ヶ崎駅に降り立つと、北口にあったヤマダ電機(旧ダイクマ)がまさに取り壊されている最中であった。 社会人時代の茅ヶ崎で印象深いのは同じく北口にあるカレーハウスブー... -
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水郷佐原 裏篇
江戸のむかし、利根川は東京湾に注いでいた。徳川家康の時代、利根川を隣接の渡良瀬川に繋ぎ、その先をさらに鬼怒川水系に繋げることで現在のように江戸(東京)を迂回し、銚子から太平洋に流れ出る流路が出来上がった。この一大土木事業を利根川東遷事業と... -
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水郷佐原 表篇
堤防沿いの道を走り切り佐原の町に入ると、ガラリと雰囲気が変わった。小野川沿いには柳が立ち並び、風情のある小江戸と呼ばれる古い町並みが広がる。 駐車場にカブを停め、カメラ片手を町歩き。小野川を挟んだ対岸からの家並みを撮ると雰囲気よく撮れると... -
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夕日の滝
特に予定もない幸せな休日。宛て所なく、ふらりドライブに出かけた。 何となく箱根まで走り、蕎麦を食べ、仙石原から明神林道へ。 たまたま立ち寄った夕日の滝。こじんまりとしているが雰囲気がよく、しばし佇む。 この滝ではしばしば滝行も行われているよ... -
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英連邦戦死者墓地
横浜で外国人墓地と言えば、山手の横浜外国人墓地が浮かぶが横浜に外国人墓地は山手だけでなく何箇所か存在している。 そのひとつが、保土ヶ谷区にある英連邦戦死者墓地だ。隠しておきたくなるような雰囲気が、ここにはある。 通り過ぎてしまいそうな入口... -
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東京環状走破
東京環状、すなわち国道16号は、首都圏の方にはお馴染みの幹線道路。 国道16号(こくどう16ごう)は、神奈川県横浜市西区を起・終点とし首都圏を環状に結ぶ一般国道である。通称、東京環状。国道16号は東京近郊を環状に結ぶ数少ない道路であり、神奈川県横浜... -
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飄禄玉
こんなお店があるのを知ったのはつい最近。 念願だった川魚料理の飄禄玉へ。立地がまた素敵で、田舎のお婆ちゃん家に来たような錯覚に陥る。 鯉のあらい、鱒の唐揚げ、鯉の味噌汁・・・何を頼んでもおいしい!特に、たっぷりの大根おろしをこれでもかと乗せて... -
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浅草名所七福神巡り
九は数の究み、一は変じて七、七変じて九と為す。九は鳩であり集まる意味をもち、又、天地の至数、易では陽を表わす。浅草名所七福神リーフレットより 浅草名所七福神(あさくさなどころしちふくじん)が奉られているのは九つの寺社。年初めに江戸の小粋な風... -
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first shooting
ずっと耐えてたのに、耐え切れなかった。箍、外れてしまいました。 5年に亘り現役を貫いたαSweet Digitalから刷新され新規投入したEOS 5D markIIを片手に、鎌倉へ初撮りへ行ってきた。 「おうぎがや」ではなく「おうぎがやつ」と読むらしい 当たり前だけど... -
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鈴鹿バルーンフェスティバル
心に訴えかけてくるイベントがある、と友人が声高に叫んでいた数日後仕事が終わりにふと我に返ると、東名高速を西へと走る車内にいた。 そして、夜明け前に鈴鹿に到着。 まさかの一番乗り。 ほどなくして、他のギャラリーたちも続々ととやってきた。朝焼け... -
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宮ヶ瀬湖上クルーズ
気軽にバイクに乗って行く先は、三浦半島か箱根か宮ヶ瀬がとても多い。 今回も、こうして宮ヶ瀬にやってきたわけだけど湖に遊覧船みやがせ21が就航してるとは知らなかった。 それならば、と躊躇することなく湖上クルーズとしゃれこもう。日曜だからだろう... -
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宮ヶ瀬ノスタルジア
神奈川県の水瓶宮ヶ瀬ダムは、国内でも最大級のダム事業として1991年に着工1994年に堤体が竣工し、翌年に試験湛水が開始され、1998年に満水位に達した。 よく宮ヶ瀬~ヤビツ峠ルートをツーリングで使わせて貰っておきながらこれまで、湖に没した遺構をきち... -
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御巣鷹山慰霊登山
お盆の頃というのは、悲しい出来事が多い気がする。広島と長崎への原爆投下、終戦記念日。 茹だるような暑さと灼ける陽射し、喧しいほどの蝉しぐれ。明るい季節だけに、際立ってそれを意識してしまう。 1985年、夏。突然のニュースが、日本中を深い悲しみ... -
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井川雨畑林道
堂々たる構えの三門を過ぎると、目の前に壁が迫ってきた。華厳の滝よりまだ高い104m、287段の石段。菩提梯(ぼだいてい)だ。 登るごとに悟りへ近づくと言われれば、登らないわけには行かない。にしても、きついな。 身延山久遠寺は、日蓮宗の総本山。手す... -
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ナッチャンWorld
ナッチャンRelaと共に、津軽海峡に就航したスーパースターナッチャンWorldが、横浜開港150周年に合わせて大桟橋に寄港。 船内は2日間しか一般公開されないので、飛ぶように大桟橋へ。 桟橋に近づくと、異様な船体が姿を現した。アバンギャルドなこのデザイ... -
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Corridor of Light
島の天辺は、光に満ちていた。 この日は風が強く、風に揺られて光も揺れる。灯台だって心なしか揺れてます。 周期の長い揺れがぐぅんぐぅんと。 恐いね、早く降りよう! -
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厳寒 美ヶ原高原
ネットで目にした冬の高ボッチ高原からの写真に心を打たれ風景写真は冬の早朝に限るんじゃないか、という持論の検証に出かけた。 ただ、高ボッチは接続道路が冬季閉鎖で容易には行くことができないためシチュエーションが似ている美ヶ原にターゲットを定め... -
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秋めく伊豆
山伏峠は晩秋の控え目な紅葉に包まれていた。 すっかり整備された峠の快走路をゆく。伊豆の山がここまで色づくとは思ってなかった。 修善寺の温泉町をぶらつく。今さらながら、修善寺という寺があることを知った。恥ずかしい。 境内は紅葉真っ盛り。燃え上...