国内– category –
-
国内
東京島嶼部 前篇
キャンプ道具一式をスーツケースに詰め込んだのは正解。手に提げたら、かなりしんどかったに違いない。 以前、実現させたいと宣言したプラン。ようやく実現する時がきた! 病院の待合室のような調布空港ターミナルに乗客が三々五々集まり始めるとほどなく... -
国内
雪中行軍
お決まりの前夜に決まる日帰りツーリング、改めドライブ。四駆をレンタルし雪道での車の挙動と運転のコツを体得するドライブとしたい。 草木も眠る深夜2時、さっそく24時間営業のレンタカー屋に架電開始。ほどなく目当ての日産デュアリス(4WD、スタッドレ... -
国内
今、ふたたびの戸隠
ずっとバイクに乗り続けようと約束し合った友人が、突如として車、それもロードスターを買った。 初秋の風を感じたいのなら、向かうは長野だ。 生まれて初めて乗ったオープンカーは、こんな状態で走っていいの?という第一印象。ガラス張りとは言え、車の... -
国内
秋深まりゆく美濃路へ 後篇
翌朝は、朝食までしばらく時間があったので、宿のまわりを軽く散歩する。 近くにある昔ばなしの里で朝市をやっているらしい。せっかくなので足を運んでみた。想像より遥かにこじんまりとした朝市だったけれど、これはこれで悪くはない。 いたる所に朴の木... -
国内
秋深まりゆく美濃路へ 前篇
夏季休暇がずれ込んで、秋季休暇が貰えたので両親を旅行へ招待した。去年見た紅葉が忘れられなくて、食指はやはり今回も飛弾・美濃方面へ。 今回は珍しいことにツーリングではなく、車で行くことにした。中央道を西へ向かうに連れ、辺りの景色はいよいよ秋... -
国内
まったり過激な草津ドライブ
朝の首都高をカローラで疾風の如く駆け抜け、あれよという間に群馬入り。やっぱり朝早めに出発すると、東京をすんなりとクリアすることができる。 今回は、群馬県は草津温泉までレンタカーでドライブだ。 高速を降りると後はもう、気持ちのよい山間の国道... -
国内
会津冬紀行 前篇
予備校時代の友達に逢いに、会津若松に行くことになった。 青春18きっぷが使えない期間なので、お得な会津往復列車たびきっぷ(6900円)が発売されている東武鉄道~野岩鉄道~会津鉄道の趣向を変えたルートで会津若松を目指すことにした。 浅草の立喰いそば... -
国内
昭和50年8月、あの夏へ
何年ぶりのことか、家族水入らずの伊豆旅行。これと言った観光地に寄らず、温泉に入ってのんびりする旅。 富戸漁港は、東伊豆のスキューバダイビングのメッカで多くのダイバーが集っている。この港はまた「ぼくのなつやすみ」のモデルとなったことでも有名... -
国内
やがて水底に沈む町
青春18きっぷの有効期限が、1月20日までだと気付いた。すっかり忘れていた。卒論準備で余裕はないが、きっぷは意地でも使い切るつもりだ。日帰り可能な鉄道で行ける温泉をテーマに、群馬県の川原湯温泉を目的地に決めた。 5時台の湘南新宿ラインならがらが... -
国内
その先の日本へ 後篇
翌朝、目覚めると外が明るいので晴れてるのかと思い襖を開けると、雪国だった。雪を見たせいですっかり興奮してしまい、7時にもならないのに外へ繰り出した。 郡上八幡は規模は小さいが盆地になっていて、四方を山に囲まれている。その山々に雪霞がかかり... -
国内
その先の日本へ 中篇
夕飯を食べ郷土料理の店大八を後にすると、外は銀世界だった・・・。 夜空に雪が舞うこの情景こそ、まさに今回の旅に求めていたものであった。 カメラに雪がかかることなんて気にもせず、夢中でシャッターを切った。レンズに雪が付着して水滴となり、電燈... -
国内
その先の日本へ 前篇
通りすぎる町の灯かりが、淡い残像となって流れてゆく。心地よいレールのジョイント音と揺れに身を任せ、やがて眠気がやってきた。幾多の町と夜を超えて、夜行列車は西へと向かう。 雪が見たい。突然の衝動を抑えることができず、旅へ出ようと思った。今回...
12