飛行機が見たくなって、羽田空港へ行った。
夕暮れの首都高湾岸線を羽田に向かって走っていると、気持ちが解れる。
第2ターミナルの駐車場へ向かうものの道が判りづらく、二巡してようやく駐車場へ。
1階が到着ロビー、2階が出発ロビー。
上から見ても、なかなか難解な車線だぞ。
旅に出るわけでもないのに気分が高揚し、東京土産の東京ばな奈を買った。
吹き抜けは、地階にある京浜急行とモノレールの空港駅まで突き抜けている。
最上階には、屋外に出られる展望スペースが設けられている。
きっと、出発までの時間を過ごしている人が多いのだろう。かなりの混雑だ。
親切にフェンスにレンズ穴も開けられており、飛行機を撮るには格好の場所だね。
帰りは少し足を伸ばして、川崎にある「縄文天然温泉志楽の湯」に向かう。
2000年頃から、急速にその名が全国区となった黒川温泉。
その立役者である後藤さんというかたがプロデュースした日帰り温泉とのことだ。
まわりを高層マンションが囲み、そこだけが時を超えて佇んでいるような異質な空間。
いわば黒川温泉の宿を切り取って、川崎に貼り付けた、そんな感じになるのだろう。
休日1150円はかなりいい値段だと思うけど、そのおかげか客の入りは控え目。
露天風呂が最高だった。
個人的に表現するなら、つげ義春の描く昭和30年代の雰囲気。
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