夕方から、夕焼けを見にすっかりお馴染みの三浦半島へ向かった。
ようやく少しばかり秋の気配が感じられるようになってきたこの頃、
冷え込めば空の透明度は増し、間もなく夕焼けが美しい季節がやってくる。
大根畑のその先に光り輝く海が見えると、期待と共にスロットルを開いた。
背の高い藪を抜ければ大海原と岬、それだけ。
三浦半島で最も気に入っている場所。
芝生にゴロリと横になって、流れる雲と次々に織り成される色彩を何も考えず眺める。
燃えるようなオレンジから灼けるような赤、紫、群青へとグラデーションを描き
やがて日が暮れ、情熱的でちょっぴりセンチメンタルな夕焼けライブが終わった。
ほんのりといい気分になって、さあうちへ帰ろう。
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