初學者的台灣 台北終篇

はじめての海外でつい興奮してしまった台湾ネタも今回で終わり。

朝一で、隣町にある龍山寺に参詣。
日本の侘びを重んじる寺社とは対照的に、台湾の寺社はどこも非常に派手だ。
原色をふんだんに使用し、これでもかというほど彫刻や装飾が施されている。
台湾の人々は信仰深いのか、老若男女問わずみな真摯にお参りをしていた。
それに倣って、見よう見真似で長い線香を手に参拝したものの
初っ端から、火を点ける場所が違うと係員にたしなめられてしまった。

次に向かったのが台北の新しいシンボル、台北101だ。
現時点(2006年3月)で世界一の高さを誇る超高層ビルに登れると思うと興奮してきた。

2020年現在、世界一の高さを誇る超高層ビルは、高さ828mのブルジュ・ハリファ(ドバイ)です。

台北101のショッピングモールは、2004年竣工だけあってとても近代的。
太平洋そごうをはじめ、日本のテナントも数多く入っている。

展望台(NT350)へは、東芝製エレベータで37秒!
帰国してから調べると、なんと91階には屋外展望台(NT100)が。

午後からは、個人行動。
新北投は陽明山の麓に広がる温泉街。台北からMRTで30分と、交通至便だ。

駅を出てしばらく歩くと、微かな硫黄の香りがしてきた。
街の雰囲気はなんだか熱海っぽく、日本って言われてもさほど違和感はないなぁ
と思えば、ここも統治時代に日本人が開発した温泉らしい。

台湾は、アジア的な明るさや騒々しさ、雑多さに満ち溢れていながら
日本統治時代の名残もそこここに残っているためか、どこか懐かしい雰囲気が漂う。
台湾には、これからも機会を見付けて訪れたい。
見たい所がまだまだたくさんあるよ。

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