渋温泉の宿に宿泊すると、外湯巡りの鍵を借りることができる。
公共駐車場の利用でも、借りることができるらしい。
9湯ある外湯すべてを巡る!と意気込んでおきながら
手拭いを手に、わずか3湯でノックアウト!
とにかく湯温が熱い!
宿に帰ると、宿の方に「お兄さんたちも渋響?」と声を掛けられた。
どうやら今夜、ここ渋温泉でフェスが開かれているらしい。

渋の温泉町に夜の帳が下り、三脚とカメラを手に夜の散歩に繰り出す。

情緒あふれる古湯で開かれる「ONSEN SOUND & ART VILLAGE 渋響」は
“温泉”と”音楽”が融合した”温泉チルアウト”と呼ぶべき珍しいフェスらしい。
メイン会場となる歴史ある温泉宿「金具屋」は
「千と千尋の神隠し」に登場する「油屋」のモデルとも言われている場所。

人通りもない飴色の温泉町を歩きながら、これにチルアウトは反則だよなと思う。

メインストリートでは、参加アーティストたちの打ち上げも終盤。
ここだけ、渋響の静かな余韻がまだ残っていた。

やがて、渋温泉はいつもの静けさを纏ってゆく。
結局、参加できてない渋響。
来年も開催されるのであれば、絶対に参加したい。
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