秋雨に濡れる飛騨高山

1泊2日の飛騨高山ツーリング。

下道メインのため、深夜2時から国道16号を北上開始。
甲州街道からは山道。山あいは冷え込み、完全冬装備で来て正解だった。

甲州街道を、韮崎、茅野、諏訪、岡谷、塩尻・・・と突き進む。
塩尻からは、サラダ街道を使って国道158号の波田までショートカット。
標高が上がるに連れ、周りの山々も色付いてゆく。

同時に、雨も強くなってきた。

安房越えは、安房峠旧道を選択。
標高の高い旧道は、紅葉が非常に美しい。

安房峠を下った所にある平湯温泉は、奥飛騨温泉郷のひとつに数えられる名湯。
その平湯温泉発祥の湯である、神の湯に寄る。
管理人の方から、今日は人が少ないからのんびりしてってね、と声かけ。
木々に抱かれた素晴らしい雰囲気。

人が少ないどころか誰一人いなかった。貸切だ。
少し熱めの仄かに硫黄の香りがする湯は、冷えた体に染み入る。

神の湯は、2016年に起きた対岸法面崩壊により、2020年現在も休業中となっています。

飛騨高山には14時に着いたけれど、まずは腹拵えするため少し離れた国八食堂へ。
ここは鉄板焼が有名で美味しい。飛騨にくるとつい寄ってしまうお気に入りの店だ。
豆腐定食(600円)とホルモン(300円)、そして肉野菜炒め(580円?)を頼む。
鉄板の上でジュージューと焼ける豆腐やホルモン。たまらない。

昼食を食べてから今日の宿、ひだ高山天照寺ユースホステルに向かう。

疲れていたので少し昼寝をして、夕方から町に繰り出す。
俗に古い町並みと呼ばれる上三之町は、17時で多くの店が閉まってしまう。
昼間の喧騒と打って変わって、雨の夜の三町はしっとりと情緒漂う。

串焼きで有名なじゅげむはまだ開いていたので、飛騨牛串焼き(200円)を食べる 。

夕食は朴葉味噌焼にする予定だったので、るるぶに載っていた店を巡って
1番雰囲気が良さそうだった郷土料理の店「寿々や」に入ることにした。

中に入ると結構賑わっていて、外国の方もチラホラと見受けられた。
ここで頼むのは、朴葉焼(1365円)。それに、ご飯と味噌汁(420円?)のセットだ。
言うまでもなく絶品だった。

高山でよく目にするみたらし団子は、甘さがない素朴な味。
みたらし団子とあわせて、高山に来たら飲みたいものに飛騨牛乳シリーズがある。
特に、ヨーグルトとパイン牛乳、オレンジ牛乳は懐かしい味がする素敵な一品。

疲れと寒さで早めに眠り、翌日の朝は、天気も気分も快晴だった。
毎度お馴染み、陣屋前の食堂細江屋で朝めし定食(700円)を食べ朝市へ。
前回買った朴葉味噌がおいしかったので、陣屋前朝市でそのおばちゃんを探し出す。
朴葉味噌とよもぎ餅・玄米餅・きび餅と、総額1500円分を買い込む。
前回買ったら美味かったと言ったら、赤かぶ漬をくれた。

その後、宮川朝市にも顔を出した。

昼には高山を発ち、帰りは安房峠道路(安房トンネル)を使い一瞬にして長野県へ。

早目に出発したのは、白骨温泉泡の湯に寄るのが目的。
13時半までしかやっていない白骨温泉の泡の湯(1000円)
真っ白な湯で満たされた野天風呂は、泉質もロケーションも素晴らしかった。

白骨温泉への道は素晴らしいの一言。
どこを撮っても絵になる景色が広がっていた。

紅葉を満喫しきったツーリングとなった。

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