未明に家を出発し、富士山へ向かった。
夜の国道1号を走り、箱根の登りへと差し掛かる。
箱根裏街道に入ると気温はグッと下がり、冬の寒さの記憶が蘇る。
ふじあざみラインは闇に閉ざされ、時折道の脇で大きな影が動く。
鹿だった。
須走口五合目は売店もまだ開いておらず真っ暗で怖い。独りでこないで良かった。
本日の日の出時刻は5時半。気温は解らないけれど、とにかく寒い。真冬のようだ。
御来光を待っているうちに売店菊屋が開店し、お婆さんがしいたけ茶を淹れてくれた。
帰りの国道は朝のラッシュに巻き込まれ渋滞の連続。
コメント