房総半島ツーリング

リトルカブで行ったっきりになっていた房総半島へ、FZ1乗り初めツーリングへ。

東京湾フェリーは帰りに使い、行きは東京湾アクアラインを使うことにした。

画期的な海底トンネルだが、入ってしまえばどこにでもある高規格トンネル。
海ほたるは、東京湾の真ん中というまたとないシチュエーションながら
ゲームセンターや中途半端な土産物屋を入れてしまうセンスは、もう少し磨き上げたいところ。

呆気ないほど早く房総半島に上陸!

しばらく南下すると道は片側1車線となり、海岸線が近づき山が迫ってくる。
対岸にはうっすらと三浦半島が見え、こうなってくるとやる気が出てくる。

竹岡ラーメン発祥の「梅の家」が定休日のため、同じくおいしいと評判の「鈴屋」に寄る。
チャーシューメン(650円)は、竹岡ラーメンの特徴、非常に濃い色のスープと厚いチャーシュー
そして玉ネギならず長ネギがこれでもかと乗っていて、おいしい!

目的地もないので、ツーリングマップルでおすすめになっていた林道を走る。
背に東京湾を仰ぎながら、車一台人っ子ひとりいない尾根伝いの道を快走していると
途中にベンチがあったので、FZ1を脇に止め音楽を聴きながら昼寝した。贅沢や。

林道の途中に

← 大山千枚田

という分岐があったので、寄ってみよう。
今はまだ冬枯れの田が一面に広がる大山千枚田だが、関東では一番身近な棚田だ。

その後、長狭街道を鴨川へと走り内陸へ。久留里線の終点、上総亀山駅へ向かう。
久留里線は、関東ではかなり貴重になった非電化路線であるばかりか
今では古参となったキハ30系が今でも現役で走る、とても魅力的な路線だ。

上総亀山を後にし、養老渓谷にある渓流の宿福水で日帰り温泉(1050円)。
かなり穴場だと踏んでいたけど、やっぱり予想通りで他に誰もいなかった。

微かに硫化水素の香りのする濃い黄色の湯は、ちょうどいい湯温で最高。
渓流を眺めながら、露天風呂をひとり占め。
福水の日帰り湯、おすすめです。

ツーリングのフィナーレを飾るのは、東京湾フェリーのターミナル横にあるレストラン
ザ・フィッシュの期間限定海鮮丼。実は、これが今回のツーリングの最大の愉しみ。

あと少しで金谷港という竹岡の国道127号で、工事片側通行待ちで止まっていると
サイドミラーに映った後続車がまったく速度を落とさず突っ込んできてクラッシュ!
チラリとサイドミラーを見て「あ、これは無理だな」と一瞬で諦めがついた。
マフラーに当たったおかげで立ちゴケ程度で済み、クラッチがちょっと曲がった程度。

加害者は70歳を超えたお爺さん。よそ見してたらしいが、勘弁しなさい。
現在も示談交渉中。FZ1も見積り出したり、ちゃっかり1年点検したりとしばらく入院だ。
海鮮丼が食べれなかったけど、死なずに済んだので良き良き。

おまけのマックスコーヒー。
鈴屋の自動販売機で買った千葉&茨城限定アイテムだ。

その後、加害者のお爺さんとは無事示談が成立し、FZ1も戻ってきました。
数年の間、年賀状や特産品を送っていただいたり交流が続きましたが、今も元気にしているかな。

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