奥秩父ツーリング 後篇

雷電廿六木橋を過ぎて、ダム建設のために付け替えられた大滝道路を走る。
中津川方面へ入る細い旧道を走ることを、楽しみにしていたんだけれど、
既に真新しい道路に置き換えられて、旧道は通行止になっており残念。

渓谷にへばりつくようにして続く、細い道を行く。
素掘りのトンネルを出るとそこが日窒鉱山だった。

右が有名な秩父鉱山簡易郵便局。
祝日なので休み。
手前の右手に、真っ白な結晶性の石灰石が積み上げられていた。

秩父鉱山簡易郵便局は、2018年より一時閉鎖中です。

操業音が響き、あたりは廃墟だらけにも関わらず生きている感じを強く受ける

低い操業音が一帯に響き、時々工場から白い煙があがる。
事前に調べた時にはまだあった木造の建築物が、
右に見えるコンクリートの基礎だけになってしまっていた。

これも有名な小倉沢小中学校。遠目から眺めただけ。

雑貨屋。懐かしいファンタの看板と、もう動かない自動販売機があった。

道に沿って、廃墟が続く。
悪い意味ではなく、自分の中で鉱山はもっと暗く湿ったイメージだったけど
ここは想像していたよりもずっと明るい雰囲気だった。

彩の国ふれあいの森で、山菜そば(700円)で遅めの昼食。
本当は、塩山に寄りたい店があったんだけど、おなかが空き過ぎて持たなかった。

クラクラするような高さの豆焼橋。
このしばらく先に雁坂トンネルがある。坑口の見た目はごく普通のトンネルだ。
しかし、やはり一般道最長トンネルだけはあって長い長い!
走っても走っても出口が見えないよ。

塩山に降りてからは、一度行ってみたかったほったらかしの湯へ。
GWだけあって相応の人出で賑わっているね。
脱衣所から出ると、驚くほどの大パノラマが広がる。
今まで入った温泉の中で開放感はNo1。

流石に風呂では写真が撮れなかったので、近くから撮影。
甲府盆地が箱庭のように眼下に広がる。空気が澄んでいれば、富士山も。

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