雷電廿六木橋を過ぎて、ダム建設のために付け替えられた大滝道路を走る。
中津川方面へ入る細い旧道を走ることを、楽しみにしていたんだけれど、
既に真新しい道路に置き換えられて、旧道は通行止になっており残念。
渓谷にへばりつくようにして続く、細い道を行く。
素掘りのトンネルを出るとそこが日窒鉱山だった。

右が有名な秩父鉱山簡易郵便局。
祝日なので休み。
手前の右手に、真っ白な結晶性の石灰石が積み上げられていた。

低い操業音が一帯に響き、時々工場から白い煙があがる。
事前に調べた時にはまだあった木造の建築物が、
右に見えるコンクリートの基礎だけになってしまっていた。

これも有名な小倉沢小中学校。遠目から眺めただけ。

雑貨屋。懐かしいファンタの看板と、もう動かない自動販売機があった。


道に沿って、廃墟が続く。
悪い意味ではなく、自分の中で鉱山はもっと暗く湿ったイメージだったけど
ここは想像していたよりもずっと明るい雰囲気だった。

彩の国ふれあいの森で、山菜そば(700円)で遅めの昼食。
本当は、塩山に寄りたい店があったんだけど、おなかが空き過ぎて持たなかった。

クラクラするような高さの豆焼橋。
このしばらく先に雁坂トンネルがある。坑口の見た目はごく普通のトンネルだ。
しかし、やはり一般道最長トンネルだけはあって長い長い!
走っても走っても出口が見えないよ。

塩山に降りてからは、一度行ってみたかったほったらかしの湯へ。
GWだけあって相応の人出で賑わっているね。
脱衣所から出ると、驚くほどの大パノラマが広がる。
今まで入った温泉の中で開放感はNo1。

流石に風呂では写真が撮れなかったので、近くから撮影。
甲府盆地が箱庭のように眼下に広がる。空気が澄んでいれば、富士山も。
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