夏、富士の麓へ 後篇

7時頃に目が覚め窓の外に目をやると、晴天!!
夏とは言えど、さすがにこの辺りの夜はそれなりに冷え込み
掛け布団を掛けて寝たが少し鼻声だ。

昨晩の夕飯よろしく朝食をガツガツと食べ、明見温泉に別れを告げる。
ちなみに明見と書いて「あすみ」と読ませる。

昨日は天候も優れず、どうもテンションが下がり調子だった。
でも今日は違う。
夏の日差しをいっぱいに浴び、楽しくてしょうがない。

河口湖畔にあった関東随一とも言われた廃墟「小曲園」の跡地。
存命中に訪れることは叶わなかった。
永遠なる、夢の跡地だ。

ここから先は、富士四湖(河口湖、西湖、精進湖、本栖湖)の湖畔を舐めるようにして走る。
思い返せば、富士五湖をじっくり巡るのは初めてかもしれない。
精進湖、本栖湖に至っては見たこともなかったので、今回はいい機会だ。

個人的には一番楽しみにしていた場所が、この朝霧高原。
何より、道の駅朝霧高原のソフトクリーム(250円)が濃厚で旨いんだな!

首都圏に至近ながら、北海道に通ずる雄大な高原の風景に出会える。

森林浴をしているかのような富士山スカイラインを抜けて南富士エバーグリーンラインへ。
料金所を越えてすぐの所にあるスキー場や遊園地「グリンパ」は
かなり昔に来た時「日本ランドHOWゆうえんち」だった記憶がある。

そのまま裾野まで下り、沼津へ。
次の目的地は、柿田川湧水群。

富士山の雪解け水が、地中で濾過されここに湧き出てくる。
解りにくいが、写真の池の底では砂が舞い、ふんだんに水が湧き出ていた。

空腹の足で辿り着いた食事処、沼津港の「魚河岸丸天」
海鮮丼や海老フライを楽しみにしていたけれど、この列に並ぶ時間がなく涙を飲んで退散。

東名高速の大渋滞に巻き込まれながらも湘南台に到着。
余裕がなかった理由は、レンタルバイクの返却時間。

充実した2日間でした。

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