夏、富士の麓へ 前篇

学生生活最期の夏休みはバイト漬けだ。
翻ってそのお給金で、北海道ツーリングか、一眼レフか、しばらく幸せな悩みに浸っていたい。

にしたって、夏休みにどこにも行かないのは悲しい。
ので、大学仲間と泊りがけツーリングに出掛けました。
今回は野営ではなく贅沢に民宿、しかも初の二食付(笑)

1日目は、箱根から足柄峠&三国峠経由で富士吉田まで。
10時半に、湘南は茅ヶ崎のサザンビーチで待ち合わせ。

ん?

芦ノ湖、箱根スカイラインを経て、ゲートが開いていた明神林道へ滑り込み!

よく整備され、快適な明神林道を抜けるとそこは地蔵堂。
その名の通り社がある金太郎伝説で有名な金時山の麓だ。

透明感のあるもちもちのざるうどん(380円)

この地蔵堂に「万葉うどん」という有名なうどん屋があるとのことで寄ってみる。
ざるうどんはモッチリとしつつもツルッとした一品だ。
おかわりは100円。手作りアイスもかなり美味しい。

三国峠を登るに連れ重い雲が垂れ込め、お決まりの小雨が降り出した。
雨に祟られている我々のツーリングに例外は通用しなかった。
あと少しで宿という所で、突然の雷と共にゲリラ的な雨に襲われ、
レインウェアを着る間もなく濡れネズミ、そのあと雨はすぐに上がった。

野宿旅ばかりにとっては贅沢すぎる宿

今日の宿「明見温泉」は、こじんまりとした良い雰囲気だった。
1泊2食7000円という安さながら、サービスも夕食もかなり満足。
特に馬刺しは美味しかった。何より、おかみさんの気配りが素敵だった。

おなかもいっぱいになり、言うことはない。
後はもう、ただ眠るだけ。

続く。

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