近場のツーリングと言うと、大抵、三浦半島や箱根あたりばかりだったので
たまには気分を変えて東京湾フェリーを使い、房総半島に行くことにしました。
カブに跨り、トコトコと国道16号を久里浜港に向かいました。
原付は往復2,010円。これで房総半島までワープできちゃうなら、オトクだ!
オートバイ待機場所にカブを停めて、乗船待ち。
途中から、隣に銀のリトルカブが停まりました。
船に乗り込むと、ロープでカブを固定。
さぁこれから、対岸房総半島の浜金谷港まで35分の船旅。
浜金谷から、東京湾を右手に眺めつつ、国道127号を南下。
那古船形などの鄙びた漁村を流していきます。なかなかイイ雰囲気。
館山市に入って、特に観る所も決めてなかったので
地図を見て、なんとなく気になっていた沼のビャクシンを観ることに。
ビャクシンの巨木は、十二天神社の境内にありました。そこそこにデカイ。
また、近くにはヒカリモの生息地があるというので寄ってみよう。
あんまり期待してなかったんだけれど、これはかなり驚いた。
小さな暗い穴の中で、水に浮いた藻がぼわ~っと光っている。
その後、洲崎を回って国道410号を千倉まで。
途中で、天作というそば屋で昼食。
天丼とかけそばのセットを頼んだけど、結構美味しかったです!
千倉からは、内陸を通って、凄く行きたかった保田見(ぼてみ)へ。
富津市南部の山間部にある保田見集落は、ネットで見付けた。
人里離れた集落らしく、そこまでの林道には、車がギリギリ通れるほどの
素掘りのトンネルが点在する、秘境・廃墟マニアの俺には、ソソる場所らしいのだ。
保田見にお住まいの方、興味本位で訪れてすみません・・・。
房総にきた目的は、実はこれが占める部分が多かったり・・・。
そして素掘りトンネル。
保田見の集落は、山肌にへばり付くように、数件の家が点在してました。
こんな場所でも生活している人がいるのだと、感慨深かったです。
帰りは、一度食べてみたかった竹岡ラーメンの元祖梅の家でラーメンを食べましたよ。
チャーシューが絶品だった!
思わずお持ち帰りしちゃったほどね。
満たされた気持ちで、家路に就きました。
またくるぞッ!房総半島!
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