KIZOKU

雨がフロントガラスを叩きつけ、前が見えない。
今朝の首都高はいつに無くギリギリの状況だ。

大雨で始まった北関東ドライブ最初の目的地は、日光東照宮。

高い拝観料(1300円)と、ごく自然な流れで始まった数珠の即売会に
東照宮に抱いていた霊験あらたかなイメージは音を立てて瓦解。
友人と顔を見合わせて思わず苦笑。世界遺産も資金繰りには苦労してるんだろうか。

ただ、豪華絢爛な寺社とその規模は確かで、ため息が出るばかりだった。
見所が多く、拝観料は妥当なのかもしれない。

餃子のみんみんに、ちょうど並びが少ないタイミングで入店。
みんみんの餃子はおいしいね。
特に、焼餃子(220円)と水餃子(220円)が好きだ。

そしてお決まりになりつつある大谷資料館。

資料館はさることながら、脇にある大谷石工芸品館が感性にヒット。
暖かみのある大谷石をあしらった店内では、マントルピースに薪がくべられ
大谷石を刳り抜いたライトや、コースター、アクセサリがたくさん販売されている。

ここだけのために、また行きたくなってしまう。

北関東といえば、貴族の森。
気分は貴族で席に通され、メニューを開いた瞬間に頼むメニューが決まった。

貴族オリジナル味 貴族テイストの味がくせになる 貴族風スパゲティ 790円

凄い、なにひとつ説明になっていない。
店員にどういうものか聞くのは不粋。
頼みなれているかのように、貴族風スパゲティをオーダーしました。
もちろん、一部で評判の高い貴族のパンも一緒に。

やってきた「貴族風スパゲティ」は、なるほど
マヨネーズの繊細な造詣にその名が象徴されている。

名前だけではない。スパゲティもパンもおいしかった。

そして、締めを飾るのは「入道雲のパフェ」

注文しておきながら、全員で「え?」と真顔でお出迎え。
もちろんこちらも、見てくれだけでなくおいしかった。

残念ながら、2020年現在、貴族の森は閉店が続き、残っている店舗はないかもしれません。

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