町を撮る

普段は原付でサッと行ってしまう最寄の駅まで
ふと思い立ち、カメラ片手に徒歩で行くことにした。

暮れゆく町を歩いていると、どこからか夕飯の香りがしてくる。
犬の遠吠え、家へと帰る子供たち。どこにでもある夕方の情景。

町は日々成長し進化している。住む人も、建物も移り変わっている。

しかし、ふと目をやれば大切にしたい変わらぬモノが、まだ残っていた。

ずっとそこにあることは知りながら、入ったことの無かった商店へ入ってみる。
どうしてここに残っていたのか、と思えるほどレトロさが漂うこの古い商店には
地元の人々に根付いた人と人との確かな温もりがあった。

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