南アルプス公園線

房総半島ツーリングで事故を貰ってから入院していたFZ1。
修理代201,159円にて無事に復活!

快気祝いは静岡方面へ、東名高速に乗り富士インターで降りてみる。
ツーリングマップルを眺めると、山梨県境を経て南アルプスの麓
広河原まで山懐へ分け入る南アルプス公園線が気になった。

よしここに行こう。

奈良田には素晴らしい温泉があると聞き、奈良田の里温泉(500円)に立ち寄る。
この温泉が最高に気持ちよかった。
天井まで総ひのき作りの浴室はひのきの香りに満ちており、浴槽はぬるぬるだ。
加熱加水なしの源泉掛け流しの温泉は42度という比較的ぬるめで、布団にくるまっているような気持ちよさ。

気づけばそのまま眠ってしまい、ふと周りを見ると他のお客さんも全員寝ていた。

帰りがけ、行きに通りかかって気になった糸魚川静岡構造線新倉露頭に寄った。
フォッサマグナ西端を成す糸魚川静岡構造線が断層となって露出しており
知識のない人間が見ても、こんなものかで済んでしまいそう。
とはいえ、日本列島を隔てる大断層が間近に顔を出していると思うと壮大だ。

フィナーレを飾るのは、重要伝統的建造物郡保存地区赤沢宿。
県道を逸れ、山道を登ってゆくと現れる山肌に寄り添い合う赤沢集落は
日蓮宗総本山である身延山と修験霊山であったと伝えられる七面山の参詣客を迎える宿場であった姿を
そのまま今に伝えている。

道を猫が横切ったと思ったら猿だった。
猿の行くほうに目を向けると道脇の木の枝に、何匹も止まっている。
さすがにこれだけの数の猿がいると怖い。

赤沢宿を後にし、帰りは下道で帰った。
富士山の麓を走る国道469号は寒かった!

はやく暖かい春がこないかな。

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