初夏の上高地、爽快ツーリング

来月、上高地への関所、釜トンネルが新トンネルに切り替わってしまう。
この機会に、上高地に行こう!と友人に声をかけた。
大学の友人は皆、250ccに格が上がり、初の長距離ツーリングでもある。

中央道の談合坂SAに5時集合。朝3時に家を出ると、相模湖で夜が明ける。
橋本五岐路から相模湖ピクニックランドを経由して相模湖に至るまでの道が好きだ。
都会を離れて山が近づき、旅が始まる気持ちに切り替わる。

甲府市街をパスし、韮崎ICで降りる。
朝の涼しい風を切り、甲州街道を流す。

高ボッチ高原に立ち寄ると、今日は北アルプス連峰が見えた。

松本市街を、前回同様フルーツ街道でパスし、国道158号を上る。
沢渡でバイクを停め、ハイカーの夫婦と5人でタクシーに相乗り。

中の湯交差点を直進し、右手に新トンネルを見ながら念願の旧釜トンネルへ。
トンネル内は想像していたより急勾配で、暗く、右へきつくカーブしていた。
まるで門のような釜トンネルに、上高地への洗礼を受けているような気がして心が引き締まる。

いよいよ上高地だ・・・。

途中、大正池や帝国ホテルを通過し、バスターミナルに到着。
それにしてもなんだろう、この爽やかさは!

北アルプスの雪解け水、梓川。
触ると痛いほど冷たい。驚くほど澄んでいる。

上高地のシンボル、河童橋。
これぞ上高地。

雄大な景色をおかずに、かしわめしの昼ごはん。

穂高神社奥宮・明神池まで散策。
晴れ渡った青空の下、ひとしきり木漏れ日の森林浴を楽しむ。

上高地はもっと俗化されてるんだろうと、そこまで期待してなかった。
しかし良い意味で裏切られた。
確かに人の手は加えられているが、それを差し引いてもあまりある。

帰りはバス。
暗く狭い旧釜トンネルを抜ける。別世界と現実の境のような気がした。

美ヶ原高原美術館

帰りは、ビーナスライン経由で白樺湖へ抜けてみた。

白樺湖そばの利休庵で、掻き揚げ丼を食べる。やはり凄いボリューム。
掻き揚げは去ることながら、そばが美味かった!

今回は、全体的に行程が厳しくて反省点も多かった。
ツーリングにはゆとりと思いやりが大切。
それこそが安全や楽しさに繋がるんだ。

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