36キロにわたって信号も数えるほどしかなく、交通量も少ない利根川北岸沿いの道。
秋の香り漂う穏やかな気候の中、気持ちよくスーパーカブ110で流す。
どうやら「すごい自動販売機」があるという噂を聞きつけ、向かったのは潮来方面。
ここだここだ、バイパス沿いにそれらしき小屋が見えてきた。
今では絶滅危惧種のロケットカウルや三段シート、旭日旗をはためかせたバイクたちも集合していた。
小屋の中には、1台だけ明らかに異質な出で立ちの自動販売機が鎮座していた。
恐る恐る330円を入れてボタンを押すと、ちゃんとほかほかの焼肉弁当が出てきた。
自動販売機とは対照的に、きれいに包み紙に包まれて、ラップで巻かれていた。
しっかりと味のついた豚バラ肉でごはんが進む。ごはん自体もおいしかった。
有名スポットなのか、地元の人だけでなく、遠方ナンバーの方も途切れることなくやってくる。
思いがけず満足度が高かったので、また訪問したいな。
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