勾配を登り詰め、後ろを振り返ると、真正面にみなとみらいが見えた。

予想しなかった風景。
まるで設えたような構図と陰陽のコントラストに、思いがけず出会えた。

背後には、三浦半島がなだらかに続く。

今にも泣き出しそうなあいにくの天気の下、
ツーリング初参加のメンバーの歓迎も兼ねての軽い廃墟ツーリング。
次にやってきたのは黒崎の鼻。
写真中央にちょこっと顔を覗かせるコンクリートの建造物。
この岬の地下には、戦時中に掘られた地下要塞跡が残っている。

ここは1人じゃ無理だ。
予想外の展開に懐中電灯の準備もなく、携帯電話のライトとデジカメのフラッシュで
暗中模索しながら進んでいくと、岬の反対側へ出た。
〆に、城ヶ島京急ホテルの雲母の湯でのんびり。
この天気も、今回の内容ならお誂え向きだったかもしれない。
三浦半島の知らない一面を見れた気がした1日だったな。
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