夜、部屋の照明を最低限に落とし、お香を焚いて寛ぐのがたまらなく好きだ。
松栄堂のお香が品があって愛用しており、特に芳輪堀川というお香がよい。
視覚より聴覚より、嗅覚=香りは記憶に留まると言われる。
街中でふっと通り過ぎた人の香り、風が運ぶ木々の香り、涼しくなり始めた秋の夕方の香り。
堀川は白檀が特徴的な甘い香り。
きっと、嗅げば知ってるかたも多いはず。
就寝時には、沈香の沈んだ落ち着きある香りで眠りに就くのが心地よい。
ただし、火気には充分ご注意を。
加減は少し控え目なくらいがいい。
お香に限らず、何ごともそのくらいがちょうどいい。
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